2019/11/01
当院では,お子様の弱視などの視力異常(斜視・近視・遠視・乱視など)を,生後6か月から検査できる機器「スポットビジョンスクリーナー」を導入しています.
生後6か月以上のお子様であれば,何の苦痛もなしに,数分間で弱視をチェックできます.
とくに症状がなさそうでも,1回500円(自費)で検査が可能ですので,乳幼児健診などの際に,ぜひお受けください(検査を希望される場合は,診察が始まる前に,受付へお申し出ください).
なお,この検査で,何らかの視力異常が疑われた際には,より詳しく検討するため,小児眼科(赤塚眼科はやし医院 など)へご紹介いたします(紹介の際は,健康保険での診療に切り替わります).
※ お子様の弱視は,50人に1人あると言われており,早期発見・早期治療が重要です(治療開始が早ければ早いほど,治療効果が高くなります).
4歳以下で治療を開始できれば,95%の弱視が改善できるとされていますが,「見えにくい・見えない」と,きちんと言葉で表現できるのは,4歳頃からであり,お子様自身が表現できる前に弱視を発見して,治療に結び付けることが重要です.